会長・実行委員長 挨拶

(信州大学)
第8回となる日本氷上スポーツ学会が,1998年冬季オリンピック開催都市である長野市にて信州大学教育学部キャンパスで開催されることとなりました。昨年の慶應義塾大学での開催に倣い,実行委員会を組織して準備を進めて参りましたが,なにせ初の地方開催ということで,果たしてどのくらいの参加が見込めるのかについて,心配しながらの準備となりました。
おかげさまで,発表演題は口頭発表が8題,ポスター発表に3題ということで,学会としては格好がつく形にできそうです。このほかに,競技者・指導者・研究者・行政・市民がともに考える場を創出することを目指し,長野市に後援をいただき公開シンポジウムを2つ企画しました。1つは,「ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック・パラリンピックを振り返る」と題しまして,パラリンピックの選手団本部ドクターとして帯同された加藤光朗氏(長野赤十字病院),メダルラッシュとなったフィギュアスケートの強化スタッフとして現地入りされていた田村達也氏(京都産業大学)と,スピードスケート女子1000mで7位入賞を果たした山田梨央選手(直富商事株式会社)にご登壇いただき,選手強化の背景や海外の氷上スポーツの動向について振り返っていただきます。
もう1つの企画として「氷上スポーツの文化をどう継承していくか」というテーマを掲げ,長年にわたり地域の氷上スポーツを支えてきた渡辺 勇氏(長野市スケート協会),吉崎雄貴氏(日本木ゾリ協会)と,中村 慎氏(長野県アイスホッケー連盟)をシンポジストにお招きしました。氷上スポーツの継承と発展の可能性を考えるとともに,氷上スポーツを競技としてだけでなく,地域の大切な文化としてどのように受け継ぎ,次世代につないでいくか。長野オリンピック開催都市である長野市の歩みを改めて見つめ直し,そのレガシーを他の地域や次世代へ発信する機会になれば幸いです。
初夏の信州に地元からのおもてなしも企画しています。
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